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2025/06/17 19:50
どこかの誰かが、「服なんて自己満足だよ」と言った。
その通りかもしれない。
でも、REMAKEBYKは、“自己”の奥にある、もっと静かな衝動を信じている。
服を見て、震えたことがある。
袖を通した瞬間、「あ、これは一生着る」と確信した服があった。
鏡の前で言葉にならない高揚感に包まれたことがあった。
そういう瞬間のために、REMAKEBYKは服を作っている。
誰かに褒められるためでもなく、流行に合っているからでもない。
「自分の奥に届いた」服。感情が動いた服。
その感覚こそが、本当の価値だと思う。
だから、
「これは似合ってるから」でも
「これは合理的だから」でもなく、
“これは、私を変える”と感じられる服を作りたい。
REMAKEBYKは、
「感動を忘れた服づくり」には加担したくない。
服が“正解”ではなく“祈り”であってほしい。
――服で、感動していたい。
ただそれだけで、今日も針を持っている。