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2026/07/30 14:00

今回のアトリエ解放で渡したカードには、

「Eve of Destruction」と記した。


けれど、その言葉に込めていたのは、

終わることよりも、続いていく時間のことだった。


何かが起きても、生活は止まらない。

制作も、人との関係も、

それぞれの速度で淡々と先へ進んでいく。


アトリエでは、

一人ひとりと二、三時間ほど過ごした。


服を着て、脱いで、

別の一枚を重ねる。


袖を引き、裾をずらし、

似ているようで違う輪郭を確かめていく。


外は連日、三十五度を超えていた。


それでも、アウターやスウェットに

手を伸ばす人がいた。


必要なものを考えるより先に、

身体が反応しているように見えた。


画面の中には、

絶えず新しい情報と答えが流れてくる。


けれど、生地に触れ、

服の重さを受け取り、

わずかな違いに立ち止まる時間は、

検索しても、先に知ることはできない。


いま何に惹かれているのかを、

身体で確かめる。


効率の悪い、三次元の時間。


その途中に、

まだ決まっていない輪郭へ触れる場所を、

残しておきたい。